◆開発のきっかけを
教えてください。

コロナ禍でルージュに求めるニーズが、保湿と発色から「保湿と色持ち」に変化したことを受けて着手しました。

◆お客様アンケートで細かくニーズ調査をされたそうですね？

はい。アテニアのルージュを購入されたことのある方とない方、約5,000人近いお客様からご回答をいただきました。
アンケートから女性にとってルージュがどんな存在かを再認識しました。
ルージュの持つパワーってすごいです！

◆ルージュの持つパワーとは？

ルージュをつけると気分が上がったり、自信が持てることがあると思いますが、それはなぜだろうと考えたんです。唇に色を乗せることで顔が締まったり、ぱっと明るい印象に変化しますよね。唇というごく一部分に色を乗せるだけなのに、顔全体の印象まで変えて更には気持ちまで変化させてしまう。それって他には無い、ルージュだけが持つ力です。
そんなパワーを最大限に引き出すために大人女性の「肌まできれいに見える色」を追求しました。

確かにどんな色をつけるかで顔の印象も完成度も変わりますよね。

◆「肌まできれいに見える色」をどのように開発しましたか？

大人の肌を明るく見せる色とそうでない色との違いは何か、研究所と共同調査をしました。ルージュの発色は素の唇の色も影響しますので、年代別に複数の方の唇に様々な色のルージュを塗布して、肌が明るく見えるかどうか分布分けをしました。全部で176パターンから肌映えする色とそうでない色との境界線を探りました。そこにはルージュの赤みと黄みの割合が大きく関わっていて、特に大人の肌映えする色には赤みが多く含まれていました。年齢を重ねると失われる“血色感”が鍵だったんです。ほんの少しの差が肌映えに大きく影響します。その絶妙な色の範囲＝「肌映えゾーン」を発見し、そこをベースに色を作りました。

◆緻密な調査によって生まれた厳選の8色なんですね！

はい。どれも推し色です！それから、せっかく肌映えする色をつけて顔の印象も気分も引き上げていただくなら、その仕上がりをキープして、いつ鏡を見ても「いいじゃん♪」と自信が持てるようなルージュにしたいと思いました。つまり「肌まできれいに見える色」が、ずっと続く「色持ち」。

◆お客様のニーズも
「保湿と色持ち」でしたね。

はい。「保湿と色持ち」の両立は苦労しました。実際、高保湿のルージュは色落ちしやすく、逆に色持ちが良いものは乾燥しやすいことを、多くの方がご経験あると思います。「保湿と色持ち」を兼ねる、そのバランスを見極めるのが難しくて何度も試作を繰り返しました。「肌まできれいに見える色」とその印象がずっと続く「色持ち」、うるおった艶やかな唇を保つ「保湿力」のあるルージュこそ、自信をもっておすすめできる最強のルージュだと思ったのでこだわり抜きました。

◆最後に『ルージュ ルミアル』を
手に取っていただく方へ
メッセージをお願いします。

商品名の『ルージュ ルミアル』は、フランス語でLumière（光）とIdéal（この上ない、理想的な）の造語です。ルージュをつけることで肌をパッと明るく魅せ、この上ない輝きのある肌印象に導くという想いを込めました。普段使いからお出かけの時にも気分を上げて自信をくれるお守りとして、皆様に寄り添えたら嬉しいです！