お手入れする意識が自信と
美しさを育む。
生き方も肌印象も上向きに、
ポジティブでいるための
『リフトインセプション』

商品企画担当 日下志ひがし

◆日下志さんは入社して約20年、様々な業務をされてきましたが、商品企画の仕事で大切にしていることは何ですか?

これまで商品企画以外に販売部門やコミュニティサイトの担当もしてきましたが、根本にあるものは同じだと思っています。どの仕事もお客様のお悩みや想いに耳を傾け「それにどう応えていくか」ということです。それを商品という形で体現するのが商品企画の仕事だと思います。世の中には高機能な商品はたくさんありますが、使ってみたいと思う商品には、機能だけでなく必ず心を動かす何かがあります。最新の研究と手応えをご提供していくことはもちろん大切ですが、想いや心に寄り添うことが何よりも大切だと思っています。

◆お客様のお悩みを深く知るために、時間をかけて調査を行ったようですね。

はい、様々な調査の中で特に興味深かったのは「最もエイジングが進んだと感じた年代」でした。40代の方は「今が一番エイジングが進行している」と感じていて、50代を過ぎるとマイナス5歳の頃、つまり「40代の頃が一番エイジングが進んだ」と感じていたんです。
その理由は、30代までの肌悩みは部分的なシワなのに対し、40代になると気になる箇所が顔全体に広がり、急激にエイジングを体感するということだったのです。

◆年齢を重ねるほどエイジング悩みが深くなると思っていましたが、40代の変化が一番大きいんですね。

そうなんです、またそう感じている方々はケアをしない不安が大きく、何等かのお手入れをしています。でもゴールが見えないという状況にあるようです。そんな自分史上一番エイジング悩みを感じる40代に向けて、新しいアプローチで前向きにケアを続けられる美容液を作りたいと思いました。

◆40代の肌悩みは尽きないですよね…新しいアプローチとは !?

先ほどの調査結果を受けて、なぜ40代で顔全体のゆるみが顕在化するのか、40代の顔の構造の変化を確認しました。すると顔の筋肉量が減少していて、それに伴いコラーゲンの質も低下していたことがわかったんです。この点に着目して開発をスタートしました。

◆加齢により筋肉量が減少するのは、顔でも同じだったのですね。そのことと、コラーゲンはどう関係するんですか?

コラーゲンの性質を分析してみると、理想的なコラーゲンはしなやかな状態ですが、エイジングによって硬くなってしまうことがわかりました。そしてこのコラーゲンのしなやかさと密度に関係しているのが、筋肉から分泌されるホルモン「マイオカイン」ということを発見したんです。コラーゲンの質の根源に関わっています。

◆研究の進歩に期待が高まります。使用感もとてもこだわったようですね?

お手入れをするという行為は自分を労わるポジティブなことですし、手をかけているという意識がさらに美しくさせると思っています。なのでお手入れのモチベーションを上げられる使用感にもこだわりました。

悩みを実感している方々がお手入れの満足感を得られるように、肌表面のハリ感だけでなく、しっとりモチッとした弾力も感じられる使用感を目指しました。また、厳選したハリ成分やシワ改善成分などは、ベタつきを感じやすいものが多く苦労するのですが、処方改良を繰り返し、年中心地よく使える使用感と肌なじみの良さを実現しました。

◆肌に入った後の吸い付くような感触が嬉しいですね!では最後にお客様へメッセージをお願いします。

リフトケアは根気がいりますが、毎日お手入れを重ねることは自分を大切に丁寧に生きる時間を重ねることだと感じています。そしてそれが素敵な人生を生きている印象や美しさになっていくと思います。
化粧品は前向きに年齢を重ねる方々を応援するためのものなので『リフトインセプション』も毎日をポジティブに、元気に生きるためのひとつのツールとして、生活の一部になってくれたら嬉しいです。

取材:2023年10月