美に効くおいしい話 Vol.3

いくつになってもキレイでいたい大人女性のために、美のエッセンスをお届けします。
今回のテーマは美をつくり出す「入浴」。普段、何気なく入っているお風呂がもたらすメリットとは?

お風呂は誰にも邪魔されず、心静かに今の自分と向き合える至福の空間。 スマートフォンなどの情報ツールを手放して、ゆったり湯船に浸かるだけでも、緊張がほぐれ、すっきりします。 さらに体がじんわり温まることで、冷え性の改善が期待できるほか、新陳代謝が高まることで肌の調子もアップ。 また、心身のバランスが整いやすくなるなど、ゆらぎを感じやすい大人女性にもうれしいメリットが。

お風呂の入り方をほんの少し工夫するだけで、美容効果が高まります。

まず習慣にしたいのが、入浴前と入浴後に常温の水をコップ1杯飲むこと。 お風呂に入ると汗をかき、体から水分が奪われてしまうので、水を飲んで肌のうるおいを逃しにくくしましょう。

お風呂の温度にも意識を向けて。熱すぎても冷たすぎてもNGで、40℃前後が心地よく浸かれる最適な温度です。入浴時間は15~20分程度を目安にして、全身浴がおすすめ。半身浴は深部体温を上げるのに時間がかかり、つい長風呂に。必要な皮脂まで落ちてしまい、肌が乾燥しやすくなります。
お風呂に浸かると血行がよくなるため、マッサージの効果もぐんとアップ。足の疲れを感じるときは、足首を内回し、外回しにくるくる回して。足がほぐれて、むくみ解消にもつながります。
さらに入浴後の肌は水分が逃げやすく、乾燥に要注意。お風呂から出て10分以内にケアを行ってうるおいをキープしましょう。

週末などゆったりお風呂の時間が取れる日は、いつもより贅沢な入浴を楽しんでみましょう。

浴室の電気を消して代わりにキャンドルを灯すと、幻想的な光による癒やしの空間に。LEDタイプのキャンドルなら、火事や火傷の心配がなく楽しめます。さらにお気に入りの音楽を流せばリラックス効果がアップ。その日の気分に合わせて、アロマオイルを湯船に垂らすのもおすすめです。

ジメジメしやすい梅雨の時期は、イライラを和らげ、心地よい睡眠に導いてくれるラベンダーの香りがぴったり。また、野菜やフルーツ、ハーブなどを水に浸してつくるデトックスウォーターをバスルームに持ち込めば、色鮮やかな見た目とフルーティーな味を楽しみながら水分補給ができて、スパ気分に!1日の終わりに過ごすバスタイムは、たかぶった神経をリラックスさせる大切な時間。慌ただしい毎日でも、ときどき極上のバスタイムで自分を甘やかし、キレイにつなげていきましょう。