
スキンケアに迷える30代の道しるべに。
30代の今のケアが
未来の美しさをつくる。
『プリマモイスト』
◆入社以来19年間、商品企画のお仕事をされていますが、どこにやりがいを感じますか?
私がアテニアに入社して抱いた印象は、肌に効くことを追究している誠実な会社だということ。仕事をしていてもアテニアで良かったと思えています。
商品は会社の姿勢を体現するので、お客様にも「アテニアを使っていて良かった」と感じていただけるように使命感を持って取り組んでいます。そのためお客様からいただく「肌が変わった」というお声もさることながら、肌に自信が持てるようになったなど、商品をきっかけに気持ちの変化まで感じていただけた時にやりがいを感じます。
◆『プリマモイスト』のリニューアルにあたり、調査も重ねられたようですね。
はい。今回の調査で以前よりも30代の意識変化や多様化が進んでいることが分かりました。そして皆さん共通して「迷い」を抱えていました。
これは生き方に限らず、スキンケアも同様です。30代はライフステージの変化がめまぐるしく、また選択肢も多いため、20代までは同世代横並びだったのが30歳前後を堺に多様化しています。将来への漠然とした不安も相まって、自分の選択が正しいのか確信を持てずにいる。スキンケアも同じように「迷い」の中にいることが分かりました。

◆スキンケアの「迷い」とはどういうことですか?
「30代の今やるべきスキンケアの正解がわからない。」ということです。
30代になると20代の時とは異なる肌不調が発生します。また、将来の肌への漠然とした不安もあって、今までよりちょっと良いものを使いたいという気持ちや将来の肌のための投資が必要と感じながらも、上の世代向けのエイジングケアはまだピンとこないという本音があるようです。そこで20代のケアの延長でも、エイジングケアの前倒しでもない”30代の今”やるべきスキンケアの開発に着手しました。
◆30代の肌研究の中で、新たな発見があったそうですね。
30代の肌悩みでは、乾燥やくすみ、毛穴の開きやキメの乱れなどが多く挙げられます。そこを深堀りしたところ、30代の肌は20代や40代以上の年代と比べても一番バリア機能が低下していて、様々な肌ストレスを受けやすい状態にあり、その結果、肌内で乾燥を次々と誘発させるタンパク質「CCN1」という物質が過剰に発生していたことが分かりました。

◆「CCN1」とはどういうものですか?
肌が外的ストレスを受けると肌内の細胞で発生します。厄介なのは細胞を飛び出して、他の細胞にも広がってしまうことです。それによって次々と肌の乾燥が広がりさらなるバリア機能の低下を招き、慢性的な状態に陥ってしまう…という負の連鎖の根源です。
そしてこの「CCN1」はコラーゲンの産生も阻害するため、30代の今の肌不調の原因だけでなく、未来のエイジングの引き金にもなっていることを発見しました。

◆30代が抱えるスキンケアの「迷い」にも応えられるような着眼点ですね。
では、開発時のこだわりを教えてください。
30代が好むみずみずしさを追求しながら、乾燥連鎖を食い止め、正常な肌状態へ整える高い保湿力にこだわりました。保湿力は油分を添加すれば向上させることはできますが、ベタつきを好まない30代には油分の膜感ではなく、いかに水分で満たされた状態に持っていけるかが鍵でした。
そこで角層深くまでうるおして満たす「ボタニカルセラミド」と、うるおいをキープしてくれる「プロテオグリカン」という2つの保湿成分を『プリマモイスト』全品に配合しました。
◆『プリマモイスト』を手に取る方へメッセージをお願いします。
30代の肌を見つめてその肌のために開発した商品なので、今、スキンケアに迷われている方に手に取っていただきたいです。揺らぎやすい肌に変化を寄せ付けないみずみずしさ、深いうるおいを体感いただけたら嬉しいです。
そして「私には『プリマモイスト』がついている、今やるべきスキンケアの正解を知っている!」というように、迷いが自信に変わるような、30代の道しるべに『プリマモイスト』がなれたら良いなと思います。

取材:2024年2月